2014年04月04日
きっかけのお菓子
母の誕生日祝いに、ファットラスカルをやきました。
これは山口ももさんの英国お菓子めぐりという本で紹介されているものです。
イングランド北部、ヨークにあるベティーズというカフェのお菓子です。
ヨークシャー伝統のお菓子で、実物は食べたことはありませんが、ドレンチェリーの目玉とアーモンドスライスの口が特徴の、悪戯小僧の顔をしたお菓子です。
スコーンとロックケーキの中間のようなお菓子、との情報があります。
このお菓子、私がイギリス菓子をちゃんと習いたいと思うようになった、きっかけのお菓子です。
私は元々イギリス菓子が好きで、日本で言ういわゆるイギリス菓子のスコーンやショートブレッドをよく食べていました。
社会人になって金銭的に余裕ができると、イギリスを紹介している本などを買いあさり、本物がわからないながらも、そこに載っているレシピを再現するようになりました。
でもイギリス菓子って意外と難しい。。。これって本当にこんな味なの??って思うことがよくありました。
そんな中作ったファットラスカルを、母がとても気に入り、また作って欲しいと、事あるごとに言ってくれました。
その時、とても嬉しかったのですが、本当にこんな味なの?という思いがまた蘇りました。
今まで作ったお菓子だって、ちゃんと作ったらもっと美味しいんじゃないか?
(私、実はあまりお菓子作りが上手くないのです。)
だったらいっそ習いに行ったら?と思い、探し出したのが、今通っているコルチェスターなのです。
実際に習ってみると、今まで作っていたのが、本当に本物ではなかったと強く感じましたが、それはまた別のお話、ということで。。。

アンパンマンと言われてしまいましたが、悪戯小僧です(^_^;)
※注意※ファットラスカルは、上記で紹介した本をみて作ったお菓子です。コルチェスターではファットラスカル及びこれに類似するお菓子のレッスンはありません。
これは山口ももさんの英国お菓子めぐりという本で紹介されているものです。
イングランド北部、ヨークにあるベティーズというカフェのお菓子です。
ヨークシャー伝統のお菓子で、実物は食べたことはありませんが、ドレンチェリーの目玉とアーモンドスライスの口が特徴の、悪戯小僧の顔をしたお菓子です。
スコーンとロックケーキの中間のようなお菓子、との情報があります。
このお菓子、私がイギリス菓子をちゃんと習いたいと思うようになった、きっかけのお菓子です。
私は元々イギリス菓子が好きで、日本で言ういわゆるイギリス菓子のスコーンやショートブレッドをよく食べていました。
社会人になって金銭的に余裕ができると、イギリスを紹介している本などを買いあさり、本物がわからないながらも、そこに載っているレシピを再現するようになりました。
でもイギリス菓子って意外と難しい。。。これって本当にこんな味なの??って思うことがよくありました。
そんな中作ったファットラスカルを、母がとても気に入り、また作って欲しいと、事あるごとに言ってくれました。
その時、とても嬉しかったのですが、本当にこんな味なの?という思いがまた蘇りました。
今まで作ったお菓子だって、ちゃんと作ったらもっと美味しいんじゃないか?
(私、実はあまりお菓子作りが上手くないのです。)
だったらいっそ習いに行ったら?と思い、探し出したのが、今通っているコルチェスターなのです。
実際に習ってみると、今まで作っていたのが、本当に本物ではなかったと強く感じましたが、それはまた別のお話、ということで。。。

アンパンマンと言われてしまいましたが、悪戯小僧です(^_^;)
※注意※ファットラスカルは、上記で紹介した本をみて作ったお菓子です。コルチェスターではファットラスカル及びこれに類似するお菓子のレッスンはありません。
2014年01月11日
コンサートを開きました

少し前の話になりますが、12月22日(日)に、新静岡セノバ近くのレンタルワーキングスペースAOSHIMAで、クリスマスコンサートを行いました。
フルート奏者の友人にお菓子を習っているという話をして以来、一緒にティータイムコンサートが出来たらいいね~と、ずっと言っていたのが実現したのです!
友人の由香さんは、日本の音大を卒業後、オーストリアとドイツでフルートとトラヴェルソ・フルートを学び、帰国して2年になります。いろいろと活動しているのですが、もっと多く方に活動を知ってもらおうということでコンサートをする運びとなりました。
私のお菓子はサービスです。いずれはティーパーティーコンサートみたくしたいね〜とはいっていますが、まだまだ先の話でしょうか(^_^;)
今回のお菓子は、ジャムタルトとスノーボールクッキーでした。
ジャムタルトはイギリス菓子のお教室コルチェスターで守屋先生に教わったイギリスに古くからあるシンプルなタルトです。
今回はクリスマスバージョンにしました。
スノーボールクッキーは、年末に散々試作していた、バター不使用の生地を使っています。
自分の作ったお菓子を、他人に目の前で食べていただくのは初めてだったので、すごくドキドキしました!
ですが、結果は贔屓目に見てもかなり好評でした!
なんと、余っていたお菓子を並べておいたら、こっそり持って帰ったお客様がいたほどです!
本当に嬉しくて、すごい自信になりました。
実は定期的にコンサートを開こうという話になっていて、次回開催もほぼ決まっています。
日程はまだですが、2月の早いうちを予定してます。
イギリス菓子をまた出せたらいいなぁと思っていますが、お菓子に関しては未定です。
少しでも多くの方に興味を持っていただけたらいいな〜と思います(^_^)
2013年05月09日
カップケーキ 練習
「シュガークラフトとイギリス菓子教室 コルチェスター」で習ったカップケーキの練習です。
先生から一度にたくさん作ってみるのも、スピードアップの練習に役立つとアドバイスを受けたので、やってみました。


絞り出しにも慣れてきて、だいたい同じくらいの大きさにできました。
本当はカップからちょっと頭が出るくらいの量で作りたかったのですが、結局大入りのカップケーキになってしまいました。
次回の教室はスコーンです!大好きスコーン❤❤❤
いろいろなレシピで作ってきましたが、先生のレシピがすごく楽しみです♪
先生から一度にたくさん作ってみるのも、スピードアップの練習に役立つとアドバイスを受けたので、やってみました。
絞り出しにも慣れてきて、だいたい同じくらいの大きさにできました。
本当はカップからちょっと頭が出るくらいの量で作りたかったのですが、結局大入りのカップケーキになってしまいました。
次回の教室はスコーンです!大好きスコーン❤❤❤
いろいろなレシピで作ってきましたが、先生のレシピがすごく楽しみです♪
2013年04月03日
コーニッシュフェアリング

昨日はコーニッシュフェアリングというお菓子を作りました。
コーニッシュはコーンウォール地方、フェアリングはお祭りで配る食べられるお土産を指すそうです。
シナモン、ナツメグのスパイシーな香りと、レモンピールのさわやかな風味が特徴の、けっこう個性的なお菓子でした。
あ、でも私はオレンジピールを使ったので、レモンよりさわやかさはなかったですね。
でもおいしかったです。
外側はさくっ、中はちょっとねっとりした感じです。
昨日は雨だったせいか、分量通りでは生地がべっしゃべしゃになってしまい、やむなく小麦粉を少しずつ足すことに。
温湿度計を見たら、なんと、湿度80%でした!
水分量を考えなければいけなかったです。
反省します。
土曜日は、初めての英国菓子教室です!
「シュガークラフトと英国菓子教室 コルチェスター」という、東京にあるお教室です。
実は何年か前から気にはなっていたのですが、今回通信で製菓学校に通うのをきっかけに、こちらの認定コースにも申し込みました。
本気でお菓子作りに奮闘していく所存です♪
ちなみに、製菓学校は「国際製菓専門学校」です。
選んだ理由は、スクーリングの日程に選択の余地があるためです。
仕事しながらなので・・・
これから2年後、どんなふうに成長しているか、楽しみです(^-^)
2013年03月23日
ファットラスカル・・・?
北イングランドはヨークシャー地方に、「ベティーズ」というティールームがあります。
1919年にスイスの菓子職人フレデリック・ベルモント氏が作ったティールームは、今ではヨークシャーでとても有名なティールームだそうです。
私はイギリスに行ったことがないのですが、イギリスに関する本はたくさん持っていて、その中の一冊、山口ももさんの「英国お菓子めぐり」という本で知りました。
この本には、イギリスの伝統的なお菓子のレシピが大量に載っており、私もいくつか作っているのですが、その中で母が大好きなのが、ベティーズの「ファットラスカル」というお菓子です。
サクサクの外側とふんわりとした内側、ドレンチェリーとスライスアーモンドで作ったいたずら小僧の顔が特徴です。
で、このお菓子、“ファット”と付くことからもわかるように、バターたっぷり、クリームたっぷりの超リッチなお菓子です。
すごくおいしいけど、いっぱいは食べられない。。。そんなジレンマを解決してみようかな~と思って作ったのが、今日のお菓子です。
つまり、バターとクリームを使っていません。

結果は・・・・・・食感はOK!焼き色もすごくおいしそう!
ただ味は・・・
いえ、とてもおいしいと思うのです。でもやっぱり、乳製品を使わないと、どうしてもリーンなお菓子になりますよね。。。
わかってました。。。このままじゃあ、クロテッドクリームとかほしくなります。
でも形にはなっているし、可能性は見いだせたので、今後改良していこうと思います。
材料も分量も、レシピとはほとんど異なるので、もしかしたら、私の初オリジナル(完全ではないけど)かもしれないです。
なんか嬉しいです♪
あ、ちなみに、さっきいきなり思い立って作ったので、飾りはありあわせです。
余っていたカシューナッツとクルミ、ドレンチェリーを刻んでのせました。
かわいくはないですね(*^_^*)
1919年にスイスの菓子職人フレデリック・ベルモント氏が作ったティールームは、今ではヨークシャーでとても有名なティールームだそうです。
私はイギリスに行ったことがないのですが、イギリスに関する本はたくさん持っていて、その中の一冊、山口ももさんの「英国お菓子めぐり」という本で知りました。
この本には、イギリスの伝統的なお菓子のレシピが大量に載っており、私もいくつか作っているのですが、その中で母が大好きなのが、ベティーズの「ファットラスカル」というお菓子です。
サクサクの外側とふんわりとした内側、ドレンチェリーとスライスアーモンドで作ったいたずら小僧の顔が特徴です。
で、このお菓子、“ファット”と付くことからもわかるように、バターたっぷり、クリームたっぷりの超リッチなお菓子です。
すごくおいしいけど、いっぱいは食べられない。。。そんなジレンマを解決してみようかな~と思って作ったのが、今日のお菓子です。
つまり、バターとクリームを使っていません。

結果は・・・・・・食感はOK!焼き色もすごくおいしそう!
ただ味は・・・
いえ、とてもおいしいと思うのです。でもやっぱり、乳製品を使わないと、どうしてもリーンなお菓子になりますよね。。。
わかってました。。。このままじゃあ、クロテッドクリームとかほしくなります。
でも形にはなっているし、可能性は見いだせたので、今後改良していこうと思います。
材料も分量も、レシピとはほとんど異なるので、もしかしたら、私の初オリジナル(完全ではないけど)かもしれないです。
なんか嬉しいです♪
あ、ちなみに、さっきいきなり思い立って作ったので、飾りはありあわせです。
余っていたカシューナッツとクルミ、ドレンチェリーを刻んでのせました。
かわいくはないですね(*^_^*)
2013年03月10日
ティーブレッド

これはブリティッシュケーキハウスの小澤裕子さんさんと小関由美さんのお菓子の本のレシピです。
1日目にドライフルーツを紅茶に漬け込み、2日目にケーキを焼きます。
本来ならば、一晩寝かして完成なのですが、明日は月曜でゆっくり食べている時間がないので、10時間ほど寝かして食べてしまいました。
使った紅茶は、ヨークシャーティーのブラックティーです。
アールグレイを使ったら香りが際立ったんでしょうけど、ベルガモットがあまり好きではないので、とりあえず普通の紅茶で。
いつも通り、あり合わせのドライフルーツを使いましたが、とてもおいしかったです。
ただ、紅茶の存在感があまりなかったので、次はもっと濃く紅茶を入れてみようと思います。

これは切ったところ。
なんだか全然うまくとれなかったのが残念です。。。
2013年02月26日
ダイジェスティブビスケット
オズボーン未奈子さんの、体に優しいダイジェスティブビスケットです。

ダイジェスティブビスケットとは、「小麦粉で作った甘さを抑えた消化の良いクッキー」のことみたいです。
イギリス菓子の中では定番中の定番といってもいいのではないでしょうか。
日本で有名なのは、明治のマクビティシリーズでしょうか。
マクビティのダイジェスティブ・チョコレート・ビスケット、大好きです。
「マクビティ」は確かイギリスのメーカーかブランド名だったと思います。
それを明治が日本でつくっているんですね。
オズボーンさんのお菓子は、動物性油脂を使わない、体に優しいお菓子です。
このレシピにもバターを使わないで、植物性油脂(私はオリーブオイルを使用)を、牛乳の代わりに豆乳を使っています。
さらに、全粒粉、小麦ふすま、オートミールなど、ビタミン・ミネラルの豊富な材料が使われています。
ちなみに、イギリスでは、ダイジェスティブビスケットを紅茶に浸して食べるそうです。
一度真似してやったことがあるのですが、まあ別にまずくはなかったです。(意味は分かりませんでしたが。。。)
ただ、当然のようにモロモロになったビスケットがカップの底に堆積していくので、紅茶は濁ってくるし、最期ビスケットの残渣が気持ち悪いし、私はもうやらないです。
そのままでおいしいですから。
(これが書いてあった本の著者(イギリス人男性)によると、カスがお茶に落ちないように素早く浸すのが正しい食べ方だそうです。)

ダイジェスティブビスケットとは、「小麦粉で作った甘さを抑えた消化の良いクッキー」のことみたいです。
イギリス菓子の中では定番中の定番といってもいいのではないでしょうか。
日本で有名なのは、明治のマクビティシリーズでしょうか。
マクビティのダイジェスティブ・チョコレート・ビスケット、大好きです。
「マクビティ」は確かイギリスのメーカーかブランド名だったと思います。
それを明治が日本でつくっているんですね。
オズボーンさんのお菓子は、動物性油脂を使わない、体に優しいお菓子です。
このレシピにもバターを使わないで、植物性油脂(私はオリーブオイルを使用)を、牛乳の代わりに豆乳を使っています。
さらに、全粒粉、小麦ふすま、オートミールなど、ビタミン・ミネラルの豊富な材料が使われています。
ちなみに、イギリスでは、ダイジェスティブビスケットを紅茶に浸して食べるそうです。
一度真似してやったことがあるのですが、まあ別にまずくはなかったです。(意味は分かりませんでしたが。。。)
ただ、当然のようにモロモロになったビスケットがカップの底に堆積していくので、紅茶は濁ってくるし、最期ビスケットの残渣が気持ち悪いし、私はもうやらないです。
そのままでおいしいですから。
(これが書いてあった本の著者(イギリス人男性)によると、カスがお茶に落ちないように素早く浸すのが正しい食べ方だそうです。)
2013年02月23日
ビクトリアサンドイッチ

最近英国菓子を作っていなかった理由が、このケーキにあります。
何を隠そう、私はイギリスが大好きで、本なんかはいっぱい持っているのに、一度も渡英したことがないのです。
つまり、一度も本物の英国菓子を食べたことがないのです。
以前、マデーラケーキやモリーのケーキを作り、それなりにおいしいものができましたが、正直その味が正しいのかはわかっていませんでした。
作り方も本のとおり、でもやり方は自己流です。
では本物とは何か。
仕事があるので、思い立ってすぐにイギリスに行くことはできません。
それに、英語ができないので、行ったところで限られたことしかできない。。。どうすればいいのだろう。。。
お菓子については、製菓学校の通信講座をすでに申し込んであります。
でも、そういった学校で、地味~なイギリス菓子をいくつも作るはずがありません。
大体、和菓子、洋菓子(フランス菓子)、パンってところです。
だったら、イギリス菓子を習いに行こう!
ということで、今日体験レッスンに行ってきたのでした。
場所は東京です。
少し遠いですが、行ったかいはありました。
月1のペースで、1年半のクラスなので、ベーシックなものしか作りませんが、英国菓子の基本を学ぶことができます。
とにかく頑張って、基礎をマスターしたいと思います。
ちなみに、ビクトリアサンドイッチは、シンプルながらもしっとりとしてとてもおいしかったです!
2013年02月02日
モリーのケーキ
ジュリー・カレンさんの伝統の英国菓子を紹介した本にあった、「モリーのケーキver.あーこ」です。
なぜver.かと言うと、材料のドライフルーツが余り物で、レシピ通りでないからです。

写真ではなんか黒パンみたいな色をしていますが、イギリス菓子でよくあるフルーツケーキの一つです。
普通と違うのは、バター、砂糖、卵、ミルクを使用していないところ!
その代わり、総重量の半分以上がドライフルーツです。めちゃくちゃ重いケーキです。1kgくらいありそう!
ドライフルーツは、ちょうど手持ちにプルーンとオレンジピールとレモンピールとレーズンが少しあったので、それを使ったのですが、やっぱりフルーツケーキにはレーズンがいいですね。
プルーンはよく合ったのですが、オレンジピールとレモンピールは、たくさん入れると苦みというか渋み?が前面に出てしまって、いまいちでした。
でも入れるフルーツによって感じが変わるので、いろいろな配合でまた試してみたいです。
余談ですが、私はこの「誰々の○○」系のお菓子が大好きです。
つまり、そのレシピが先祖代々伝わっているとか、近所のおばさんの得意のレシピだとかいうお菓子類です。
日本でいえば「タキおばあちゃんのぬか漬け」みたいな。
この前のメアリーのスコーンもそうですが、誰かのとっておきなんですよね。
そこにはたいてい、いろいろな物語があって、それを聞くだけでも面白いです。
外国のお菓子の本や小説を見ていると、こういう誰かに教えてもらったレシピがたくさん出てきます。
日本よりも、家庭で日常的にお菓子を作っていたんだな~という文化の違いを感じます。
日本で昔の家庭で作るお菓子といえば、干し柿とか干し芋とかですかね~。
あまり思いつきませんが、これはこれで生活の知恵ですね。
なぜver.かと言うと、材料のドライフルーツが余り物で、レシピ通りでないからです。

写真ではなんか黒パンみたいな色をしていますが、イギリス菓子でよくあるフルーツケーキの一つです。
普通と違うのは、バター、砂糖、卵、ミルクを使用していないところ!
その代わり、総重量の半分以上がドライフルーツです。めちゃくちゃ重いケーキです。1kgくらいありそう!
ドライフルーツは、ちょうど手持ちにプルーンとオレンジピールとレモンピールとレーズンが少しあったので、それを使ったのですが、やっぱりフルーツケーキにはレーズンがいいですね。
プルーンはよく合ったのですが、オレンジピールとレモンピールは、たくさん入れると苦みというか渋み?が前面に出てしまって、いまいちでした。
でも入れるフルーツによって感じが変わるので、いろいろな配合でまた試してみたいです。
余談ですが、私はこの「誰々の○○」系のお菓子が大好きです。
つまり、そのレシピが先祖代々伝わっているとか、近所のおばさんの得意のレシピだとかいうお菓子類です。
日本でいえば「タキおばあちゃんのぬか漬け」みたいな。
この前のメアリーのスコーンもそうですが、誰かのとっておきなんですよね。
そこにはたいてい、いろいろな物語があって、それを聞くだけでも面白いです。
外国のお菓子の本や小説を見ていると、こういう誰かに教えてもらったレシピがたくさん出てきます。
日本よりも、家庭で日常的にお菓子を作っていたんだな~という文化の違いを感じます。
日本で昔の家庭で作るお菓子といえば、干し柿とか干し芋とかですかね~。
あまり思いつきませんが、これはこれで生活の知恵ですね。
2013年01月27日
メアリーのスコーン

もう大好きです

小学校のころから作っていました。
今回のレシピは、数あるスコーンのレシピの中でも、私が一番!と思っている、メアリーさんのスコーンなのですが、
残念ながら一体どの本からコピーしたレシピなの覚えていないのです。
たぶん家にある大量のお菓子及びイギリス関連の本の中のどこかにあるのですが、図書館からもいろいろ借りてはコピーしているので・・・
覚えている限りでは、英国菓子研究家のどなたかの本で、メアリーさんという一般女性のお宅でご馳走になったというエピソードだったはず。。。
メアリーさんは、スコーンは出来たてを食べるべきだ!という信念を持ち、その時食べなかった分は裏庭の小鳥にあげてしまうそうです。
裏庭があるということは、カントリーサイドのどこかかしら?
とにかく、外はサクサク、中はふんわり!半分に割って食べれるように思いっきりふくれてくれる、まさにスコーン!なレシピです。
うっかり食べ過ぎておなかが重いです。が、朝からすっごい幸せでした~
